マウスピースは本当に目立たないのでしょうか?
はい、無色透明なので本当に目立ちません。近くでじっくりと見ない限り、気づかれないです。
マウスピースを付けている時はにしゃべりにくいですか?
インビザラインのマウスピースは厚さ0.5ミリです。治療開始初期は多少の違和感がありますが、普段通り話すことができます。また、大切なときには取り外すこともできるので安心です。
マウスピース矯正は痛みを感じますか?
痛みの感覚は人それぞれですが、多少の痛みや圧迫感を感じることはあります。しかしワイヤー矯正と比べると痛みはかなり少ないです。またワイヤー矯正のように装置やワイヤーが外れて舌や粘膜を傷つけることはありません。
マウスピースを装着したまま飲み物を飲んでもよいですか?
水のみお飲みいただけます。水以外の飲み物はむし歯や着色など汚れの原因になり、高温の飲み物はアライナーをゆがめる原因となりますのでお控えください。
インビザラインによる矯正中の食事制限はありますか?
特に食事制限はありません。食事の際には必ずインビザラインのマウスピースを取り外していただきますので、普段通りの食事ができます。
1日どれくらいマウスピースを付ける必要がありますか?
1日あたり20~22時間の装着が必要になります。ちなみに、ワイヤー矯正は取り外しができないので24時間装着となります。
マウスピースはずっと同じものを使い続けるのですか?
歯の動きに合わせて、約1~2週間ごとに新しい交換しますので、とても衛生的です。
マウスピースのお手入れはどうすればよいですか?
外した時に水洗いするだけ大丈夫です。また、ワイヤー矯正だと歯と歯の間に食べかすがつまり歯磨きがとても大変ですが、マウスピース矯正は装置を外して歯磨きができます。
なぜマウスピースを装着しただけで歯が動くのでしょうか?
3D技術を用いて、コンピューターシミュレーション上で歯を動かしたデータを元にマウスピースを製作します。そのマウスピースを装着することで歯が動きます。
どんな歯並びでも治るのでしょうか?
従来のマウスピース矯正と比べて、適用範囲はかなり広がりましたが、歯並びの状態により全ての症例に対応できるわけではありません。特に骨格のズレが大きい場合(受け口や重度の出っ歯など)はマウスピース矯正では治療が難しくなります。
インビザラインは歯を抜かなくてもよいのですか?
3Dシミュレーション上で、できる限り歯を抜かない治療計画を検討しますので、ワイヤー矯正と比べて歯を抜くことが少なくなりました。しかし、歯並びによっては抜歯が必要になることがあります。また抜歯が必要でない場合も歯を並べるスペースを確保するため、わずかに歯と歯の間に隙間を作る処置が必要になることがあります。
マウスピース矯正で気を付けることはありますか?
マウスピースが取り外せることはメリットでもありますが、決められた装着時間(1日20~22時間以上)を守らなければ治療が計画通りに進まなくなってしまいます。
1回の治療にかかる時間はどのくらいですか?
処置内容にもよりますが、基本的にかかる時間は30分程度になります。
矯正後に治した歯並びが元に戻ることはありますか?
生理的な現象の一つとして、マウスピース矯正に限らず矯正治療全般で治療後の後戻りがあります。「後戻り防止装置」を付けて数か月ごとにメンテナンスをすることで、最小限に抑えることはできます。
矯正治療中はどのくらいの間隔で通院すればよいですか?
通院間隔は1か月から2か月に一度になります。その際に、現状の歯並び写真撮影、マウスピースの装着状態や調整、歯のクリーニングを行います。
追加で費用がかかることがありますか?
マウスピース矯正は、使用しているマウスピースのフィットが合わなくなることがあります。それにより新たにマウスピースを作製することになりますが、当院のインビザライン治療は、事前に治療計画書にて治療費総額をご提示しますので、追加費用は一切かかりません。
スポーツをしていてもマウスピース矯正での治療はできますか?
基本的には問題ありません。人との接触がある激しいスポーツでもマウスピースを装着したままで大丈夫です。
管楽器の演奏などに支障はありますか?
基本的には支障ありません。マウスピースを装着したままでも演奏できます。万が一、支障をきたす場合は一時的に外すこともできます。
虫歯や歯周病がある場合、矯正治療はできますか?
虫歯や歯周病がある場合はその治療を先に行います。また、もし矯正治療中に発症してしまった場合には、矯正治療に支障が出ないように治療を行います。
マウスピースを付けている時にタバコは吸えますか?
マウスピースを衛生的に保つためには外して吸って頂くことをお勧めします。装着したまま喫煙した場合はマウスピースにヤニによる着色、汚れが付くことがあります。
いつからはじめればいいですか?
早期治療(1期治療)として顎顔面矯正を行うのであれば、できるだけ低年齢から、理想は5~7歳位(遅くても10歳前後まで)に治療を開始することをおすすめしております。
顎顔面矯正は痛くないですか?
装置を装着してから3~7日は装置に対する違和感や圧迫感があります。痛みに関しては個人差がありますが、むし歯のようなズキズキとした痛みはありません。また、上あごの内側に装置が入りますので、しゃべりずらさや、食べずづらさも多少感じることがあります。しかし長くても1週間で慣れますのでご安心ください。
装置は自分で取り外しできますか?
基本装置は固定式となります 使用する装置は取り外しができるものと、取り外しができないものがあります。 治療の進め方によってどの装置を選択するかを決定しますが、基本的には「取り外せない」とお考えください。理由としては、「発育」は24時間365日休みなく続いております。そのような中で矯正治療をするにあたり、時間のロスを少なくするためには固定式の装置のほうが確実な結果を得られるためです。
どれくらいの間隔で歯医者に通えばいいですか?
装置を装着した初期は、骨格の変化や歯の動きをこまめにチェックする必要がありますので、1~2週間に1回の通院が必要です。かみ合わせが安定したら、歯の生え変わりなどをチェックしていくため2~3か月に1回となります。むし歯の治療とは異なり、来院間隔は長くても大丈夫です。
装置は目立ちますか?
一般的なワイヤー装置ですとギンギラギンの装置が表側に見えますが、顎顔面矯正は内側からあごを広げる装置を使用しますので、見た目にはほとんど目立ちません。また、治療過程において、見た目に目立つ装置を使用することもありますが、それらはご自宅にいるときのみ使用していただくためのものですので、外出時は使用する必要がありません。
装置が壊れることはないですか?
装置と歯は、特殊な接着剤でくっついています。まれに硬いものがぶつかってしまうと取れることはあります。そのような場合にはご来院をいただき、装置の再装着を行います。また、使用装置は金属製で強度もあるので、めったに壊れることはありませんので、また万が一壊れてしまった場合は、新しいものを作り直しますが、追加の費用は一切かかりません。
装置を付けていて学校生活に支障はありますか?
固定式の装置になるので、装着直後はベロの動き制限され、しゃべりづらく感じます。(特にカ行、サ行、タ行)また、今までより飲み込みづらく感じることもあるので、いつもより給食の時間が多少がかかることがあります。しかし、いずれも約1週間で慣れますので、大きな支障はありません。
スポーツに支障はありますか?
全く支障ありません。むしろ呼吸機能の向上も期待できます。 どんな運動でも問題なくできます。さらには、矯正治療でかみ合わせが整い、体のバランスがとれ、あごが成長することで、呼吸機能の改善も期待できるので、結果的に運動能力の向上が期待できます。
管楽器は吹けますか?
管楽器はいつも通り吹けます。 いわゆる「ワイヤー装置」だと唇の裏側に装置があるので、楽器を吹く際に押し付けられて痛みを伴いことがありますが、顎顔面矯正は歯の裏側に装置があるので全く問題ありません。さらには、鼻呼吸が楽にできるようになるので、息が長く続くようになります。
他の小児矯正法と何が違いますか?
小児の矯正治療法において、顎を広げる方法としては、顎顔面矯正以外にプレート矯正(床矯正)というものもあります。この方法は多くの歯科医院で行われています。プレート矯正もお口の中にネジ付きの装置を取り付けますが、取り外しが可能な装置なので、十分に力が伝わらずにあごを骨格から広げることは難しいと考えられております。その結果、プレート矯正後に結果的に抜歯が必要になる可能性が高くなります。また、取り外しができるということで、違和感があるため治療途中にお子様自身が自分で外してしまうことも多いようです。顎顔面矯正は、ほとんどのお子様に対応する方法で、さらに固定式のため自分自身で取り外しができず、治療が確実に進み、装置が薄いので違和感が少ないというメリットもあります。
治療はいつまでかかりますか?
約1~2年でひと段落。その後は永久歯が生えそろうまで定期管理をしましょう 最適な時期に治療を開始できれば、バランスのとれた歯並び・口もと・お顔立ちになり、呼吸機能も改善されます。永久歯は小学校高学年から中学校低学年で生えそろうので、それまでは定期的な経過観察が必要になります。そして、生え変わりを待ちながら、必要あれば装置を再装着することもあります。 まず診査診断をして、上下の型どりをしてお口の中に装置を固定します。適齢期に治療を始められれば、あごの成長を促す治療は約1~2年で一段落します。ただし、治療開始年齢が成長のピークを過ぎた場合は期間が長くなる場合があります。(特に受け口の場合には期間がかかります) *乳歯から永久歯への生え変わりは6歳から始まり、12~13歳くらいまでの長い年月をかけてゆっくり生え変わります。その間は定期的にチェックをしていきましょう。
矯正の通院期間はどれぐらいですか?
歯並びによって異なりますが、部分矯正で1年、全体矯正で約3年が目安になります。
歯並びが気になります。噛み合わせが悪いとどんな影響がありますか?
歯並びが悪いことでブラッシングしづらく、磨き残しが多いとむし歯になりやすい環境になります。
差し歯やブリッジがあっても、矯正歯科治療が受けられますか?
差し歯やブリッジをされていても、矯正治療を行うことは可能です。ただし現在の歯並びに合わせて作られているものなので、矯正治療前に一度仮歯に置き換えることがあります。まずはどのような状態か確認いたしますので、ご相談ください。
ワイヤー装置は食事がしにくくなると聞きますが本当ですか?
はい、慣れるまでは食事がとりづいです。歯の表面につけるブラケットと呼ばれるものや、歯を動かすためのワイヤーが入りますので、初めは食事がしにくくなったり、痛みが生じる場合がありますが、数日で慣れると思います。歯磨きが難しくなるので練習が必要になる場合もあり、当院でも歯ブラシレッスンを行っております。
すきっ歯のせいか「さ行」が喋りにくいのですが、矯正で治せるものですか?
すきっ歯の程度問題となります。隙間が空いている量や噛み合わせにもよりますので、カウンセリングにて治療法を決めていきます。
小学生の時に矯正治療をしたのに、また歯並びが悪くなってきてしまいました。再治療はできますか?
もちろんできます。しかし、再度歯並びが悪くなってきたという事は歯並び以外に噛み合わせや顎関節に問題がある可能性もありますので、その診断を行う必要があります。
矯正治療中は頻繁に通院が必要なのでしょうか?
基本的には1ヶ月に1回の頻度になります。
60代なのですが歯の矯正はできますか?
もちろんできます。当院の患者様では最高齢で71歳の女性の方がいらっしゃいました。すでに完治しております。
矯正治療中の妊娠・出産は大丈夫ですか?
もちろん可能です。当院でも矯正治療をお受けになられている間に妊娠され、ご出産された方もいらっしゃいます。つわりの時期は歯磨きなどをいつもより丁寧にしていただきました。 また治療中のレントゲン撮影は避けることをお勧めします。 当院ではデジタルレントゲンを導入しているため、従来のレントゲンに比べてX線量が10分の1程度で済みますが、妊娠の可能性がある場合は必ずご申告ください。
治療中は、喋りにくかったり、食べにくかったりしませんか?
最初のうちは装着に違和感を感じる方もいらっしゃいます。 舌を歯の裏側に当てて発音するさ行・た行・ら行などは、発音しづらさを感じることが多いようです。食べにくさも感じることがあります。 通常、数週間で慣れて、支障なく会話や食事ができるようになります。
ワイヤー矯正治療中の痛みはどの程度ですか?
痛みがまったくないとは言えません。しかし、激痛ではなく、想像されているより痛くありません。ワイヤーを装着すると、持続的な力が歯にかかります。それにより、歯が動く時に、骨の中の炎症反応が生じ、それが痛みの原因になっています。そのとき、虫歯の痛みと違った歯が浮くような感じがする場合や、物を噛むときに鈍い痛みを覚えることがありますが、数日で慣れます。
抜歯して矯正をするのはどのような場合ですか?
成人の場合、歯列のスペースが不足している場合は、歯をきれいに並べるために「間引く」意味で抜歯をします。 そして、空いたスペースを利用して歯を動かしていきます。口元や歯並び、骨格のバランスには個人差があるため、まずは精密検査を行わなければなりません。 そして、その情報を元に歯の本数、大きさ、神経の有無、歯を動かす方向や移動量なども踏まえ、抜歯する歯を決定します。
矯正装置が外れてしまった場合、どうすればよいでしょうか?
矯正治療の偶発症として、装置に予想外の力がかかり、一部が外れてしまうといったことが起こりえます。 その場合には当院まで早めにご連絡いただき、ご来院いただきます。そのまま放置していると、歯の移動の妨げるになったり、粘膜を傷つけてしまうことがあります。
保定期間とは何ですか?
矯正後の歯は元の歯並びに戻ろうとする力(後戻り)が働くため、歯を維持するため「保定」が必要です。 保定期間中は、保定装置(リテーナー)を装着して定期健診を受診することをお勧めします。 保定装置は、目立たないものや夜間のみの装着など、歯列矯正期間中より生活に支障がありません。保定期間としては、治療期間と2倍の長さを想定すると良いでしょう。
矯正装置をつけたまま楽器の演奏やスポーツはできますか?
お使いの楽器によります。トランペットのように唇にマウスピースを押しつけるタイプの楽器は、表側に矯正装置がついていると押し込まれて痛いことがあります。 また、スポーツではバスケット、サッカーや格闘技などのコンタクトスポーツでは要注意です。装置により出血しやすくなりますが、絶対禁止ではありません。
子どもの矯正
大人の矯正
矯正治療メニュー
矯正歯科治療に伴うリスクや副作用について(医療機関ホームページガイドラインに基づく)
01.治療開始直後は矯正装置による違和感や痛みなどがあります。通常は数週間で慣れることが多いです。
02.歯の動き方には個人差がありますので、予想された治療期間が延長する可能性があります。
03.矯正装置の使用、管理、定期的な通院など、矯正治療には患者さんの協力が治療結果や治療期間に影響します。
04.治療中は、むし歯や歯周病のリスクが高まりますので、丁寧に磨いたり、定期的なメンテナンスを受けたりすることが重要です。また、歯が動くと隠れていたむし歯が発見されることもあります。
05. 歯を動かすことにより歯根吸収が生じて歯の根が短くなることがあります。また、歯ぐきが下がり歯が長くなることがあります。
06.ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
07.ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
08.治療途中に金属等のアレルギー症状が出ることがあります。アレルギーの疑いがある方は事前に皮膚科にてアレルギーテストをお受けいただきます。
09.治療中に「あごの関節が鳴る、あごが痛い、口が開けにくい」などの顎関節症状が出ることがあります。
10.治療途中に状況が変わり、当初予定した治療計画を変更する可能性があります。
11.歯の形を修正したり、咬み合わせの微調整を行ったりする可能性があります。
12.ごくまれに矯正装置を誤飲する可能性があります。
13.矯正装置を外す時に、エナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
14.治療終了後、リテーナーをご使用いただいていても、少なからず後戻りが生じます。
15.治療終了後、現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす可能性があります。
16.10代のあごの成長発育によりかみ合わせや歯並びが変化することがあります。特に遺伝性の反対咬合(受け口)は第2次成長期に身長の伸びに伴い受け口が顕著になることがあります。その場合は外科手術を検討することもあります。
17.治療後に親知らずの影響で歯並びが変化することがあります。加齢や歯周病により歯を支えている骨が弱くなるとかみ合わせや歯並びが変化することがあります。その場合、再治療等が必要になることがあります。
18.矯正歯科治療は、一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。